コンセプト
北の文化都市札幌には多くのアマチュアバンドがいます。 　 そんな人たちの多くは，どこかで誰かに聴いてほしい，いつかはステージに，という想いが少なからずあるようです。 　　しかし，アマチュアがライブを開いたり，イベントを企画するというのは，その負担などを考えると，意外と難しいものです。 　　一方，ここ数年，市民活動などが盛んになり，さまざまなイベントも多くなっていますが，費用のかけられない住民主体の手作りのイベントでは，これといったアトラクションが企画できないのが現状です。 　　そんななかで今必要なのは，「市民活動」と「市民音楽活動」の接点なのではないかと考えています。 　　行政や市民活動グループはそのイベント等においてアマチュア音楽家に発表の場を提供する。演奏する側は「音楽」という「特技」で「まちづくり」や「ボランティア」に参加していく。その積み重ねにより，札幌には音楽があふれ，また，個々の中に「まちづくり意識」が芽生えていくのではないかと思います。 　　ABC-SAPPOROは，このような流れを創り出すようなシステムやネットワークづくり，アマチュアバンドのサポートを行う組織です。 　　音楽が必要なヒトと，音楽をしたいヒトとの橋渡しみたいな感じです。
♪　市民活動団体が行なうイベントにもっと音楽を。
●まちづくりや各種ボランティアなど，たくさんのNPOや市民活動グループがあります｡ 　そして，それらのグループは，活動発表や広報活動，資金援助などのために，いろいろなイベントを行っています｡そんなイベントにアマチュアバンドの出演の機会があるのではないでしょうか｡
♪　ライブでの市民活動団体とのコラボレーションを。
●上記の逆です｡アマチュアバンドの皆さんが行うライブで，いろいろな市民活動グループの紹介をしてあげることはできるのではないでしょうか｡ 　ライブ会場に活動の展示をしたり,休憩時間にPRタイムを作ってあげたり，活動紹介のチラシなどを配ってあげてもいいのでは｡ 　ライブに来たお客さんも音楽以外のいろんな情報を持って帰る事ができます｡
♪　宴会・パーティをアマチュアバンドの発表の場に。
●パーティにはやはり音楽があったほうがいいですよね｡プロに頼むのとはちょっと違います｡同じ社会人として趣味を謳歌している人の姿は，今の経済を元気にするためのエッセンスです｡
♪　行政・企業のイベントへもっとアマチュアバンドを。
●広い意味での市民活動の支援です｡とにかく発表の場を作ってください｡
♪　アマチュアミュージシャン相互の積極的な交流を。
●音楽的な主張は違っても,もっと情報交換していきたいものです｡ 　そのネットワークが「北の文化」を育てるのです｡